別筐体BIG-IPのUCSをインストールするときの注意点

BIG-IP LTMのConfig(=UCS)ファイル移行の話。

機器更改の場合、新しく購入したBIG-IPに、現行稼働しているBIG-IPのUCSをリストアするというのはありそうな話である。しかしこれをそのままやろうとすると失敗する。

 

それはBIG-IPのプラットフォームチェックが行われるためである。

新筐体(UCSを導入される側)で以下のコマンドを設定することでこれをバイパスさせることができる。

tmsh load sys ucs [ucs file name] no-platform-check

SOL14906 - Overview of the UCS no-platform-check tmsh option

 

そのうえでUCSをリストア新しい筐体のライセンス(←予め取得しておく)を戻す。

ライセンスの場所:/config/bigip.license

SOL10245 - BIG-IP UCS installation and licensing behavior

 

以上。